札幌 ２月の気温と服装/真冬を折り返し少しずつ気温上昇＆気分上昇へ！

２月の札幌は、寒さ厳しい北海道の冬の折り返し地点です。

札幌の２月の真冬の気温も、２月上旬を過ぎるとピークを越えて、上旬から中旬・下旬へと少しずつ気温が上昇していきます。

また、２月には日の入り時刻も１７：００を超え、日照率も少しずつ上がってくるため、まだ早いですが、やっと厳しい冬から解放される感じがしてきます。

そんな２月の札幌の気候と服装について、日本各地とどのくらい違いがあるのか？も併せて、まとめてみました。

※気温などのデータは、気象庁の「過去の気象データ」より平成の３０年分をお借りし、こちらで３０年平均を割り出した数値となります。

札幌２月の最高気温と最低気温

１月中旬まで下がり続けた気温は、１月下旬から折り返し、少しずつ上昇し始めました。

２月上旬の札幌「気温」日本各地と比較しながら

平時であれば「さっぽろ雪まつり」もあり盛り上がる時季ですが、１月中旬から続いた平均気温０℃未満の季節がまだ続く、気の緩められない時期です。

２０１９年には４０年ぶりの大寒波が到来し、日中の最高気温がマイナス１０℃を下回わったように、まだまだ気を抜くことはできません。

（北海道内では、日中の最高気温がマイナス１０℃未満であることはよくあることですが、北海道の中では暖かい方の札幌としては異例の寒さでした）

２月中旬の札幌「気温」日本各地と比較しながら

１月中旬から続いた平均気温０℃未満の季節をやっと抜け出し、冬の寒さの峠を超えた感のする時季です。

平時であれば、札幌周辺では「さっぽろ雪まつり」、小樽では「小樽雪あかりの路」なども開催されて、街の賑わいが一気に出てくる時期で、これらが終わると、冬も折り返し地点を超えてきたな～といった感じになってきます。

２月下旬の札幌「気温」日本各地と比較しながら

真冬の寒さに慣れ切った体からすると、最高気温が１．７℃という気温は、もう寒くない！といった感じです。

暖かい年は５．５℃もあったようですが、もうこうなると完全にポカポカ陽気といった感じがしてしまいます。

と言っても、東京はじめ本州から旅行や出張などで来る方にとっては、１０℃も気温が低い訳ですから、万全の服装で来る必要があります。

札幌 ２月の寒い日・降雪量・日照率・風速

２月上旬の札幌 最高気温０℃未満日数・降雪量・日照率・風速

札幌の降雪量は、1月上旬 47cm　→1月中旬 45cm　→1月下旬 53cm　→2月上旬 45cm　→2月中旬 45cm　→2月下旬 30cm　と、２月下旬には、それまでの２/3以下に減ります。

また、北海道の中では降雪量が多い方の札幌ですが、同じ日本海側の豪雪地帯よりは風が弱めですので、過ごしやすいです。

また、東京よりは低いものの、同じ日本海側各地に比べ「日照率」が高い方なので、気温としてはまだまだ寒い冬ですが、気分的にはそれほど北国的・日本海側的な暗い感じはなくなってきます。

２月中旬の札幌 最高気温０℃未満日数・降雪量・日照率・風速

２月下旬の札幌 最高気温０℃未満日数・降雪量・日照率・風速

２月の札幌での服装と注意点

２月の札幌での「服装」

基本的には１月の服装と同じです。

２月の札幌は、１月に続き気温がかなり低い時季ですが、雪が降る量もまだ多い時季なので、意外と寒くありません。

雪が降ると、雪の保温性と熱、厚い雲に覆われることによる保温性、風が弱くなることなどから、意外と寒くないのです。

服装としては、よく札幌に移住すると冬の服装にお金が余計にかかるというご意見もありますが、アウターには東京で来ていたダウンコートがそのまま札幌でも通用します。

街の札幌市民たちも、特に東京の人たちと違う服装である訳ではありません（靴は滑り止めのための靴を履いている人が多いです）。

札幌の冬の服装で少し感じるのは、ノースフェイスなどのアウトドア系のダウンコートを着ている人が、東京よりも多いな～といった印象です。

コートの下には、ウールやフリース素材のセーターなどで保温効果を高められれば十分です。

インナーには、ユニクロのヒートテックなど保温機能性素材のものがあれば重宝します。

ボトムにも、やはりウールやコーデュロイ・フリースものが温かくて良く、女性であれば厚手のタイツやレギンスを着用すると万全です。

２月の札幌の服装で「注意」すること

暖かい年では、気温が５℃を超えるような日も増えてきます。

そして、札幌の屋内は暖かいというよりも暑い！くらいですので、ガッチリ着込んだ服装で外出したあと、札幌市内のショッピングモールなどお店に行くと、室内が暑すぎて上着を脱ぎたくなります。

脱いだ上着類を持ち歩きながら買い物をするのも肩が凝りますねから、ユニクロなど軽めのダウンコートを着て外出すれば、コートをリュックの中に仕舞え、買い物などで煩わしさから解放されます。

２月も下旬になると、日光も増えてきてポカポカな日も出てきますので、余計に軽めの服装で良いのではないかと考えがちになります。

しかし、最高気温０℃近辺の普通の札幌の寒さであれば、軽めのダウンコートなどの服装でもＯＫなのですが、さすがに夜は最低気温がマイナス５℃くらいまで下がりますし、日中でも、まだまだ０℃を超えられない日もあります。

まだまだ夜は、けっこうガッチリ目のコートや、コートの下にもガッツリ着込むなど重装備の服装でないと寒いですし、日中もちょっと風が吹けば、軽めのダウンでは寒さを感じます。

⇒その日の最高気温と最低気温、そして何時頃に帰宅するのか？を考慮した上で服装を選ばないと、寒いか暑いかのどちらかで参ってしまいます。

特に、２月の下旬には日の入り時刻も１７：００以降となり、ついつい、まだ明るいので日中と同じ暖かさであろうと思ってしまいますが、夕方には０℃未満まで冷えている日が多いですから気をつけましょう。

参考までに、下に札幌の日出・日没時刻を、東京と並列で列記して終わりにします。

１２月～１月は、４時半には真っ暗です。

最後に、北海道内の各都市との比較についてお知りになりたい方に、下記の記事をご紹介します。

【２月上旬】北海道２０都市の気候案内（最高最低気温/降雪積雪/日照率/風速）

【２月中旬】北海道２０都市の気候案内（最高最低気温/降雪積雪/日照率/風速）

【２月下旬】北海道２０都市の気候案内（最高最低気温/降雪積雪/日照率/風速）

以上、札幌 ２月の気温と服装/真冬を折り返して少しずつ気温上昇/気分上昇へ！でした。